異常なまでの酷暑だ
世間は連休ムードに染まっているようだが、 僕の仕事に盆休みは存在しない。 そこにあるのは、代り映えの無い日常と 異常なまでの酷暑だ。 付け加えて、日中の強い日差しのせいで 僕はかなり疲弊している。 僕を癒してくれるのは、今のところ、...
「また夏が来たな」と僕は思う
コンビニで購入したクラフトビールを キンキンに冷やして飲もうと思い、 件のビールを冷凍庫に放り込んで 5分後に取り出そうと画策したものの、 冷え待ちにハイボールをぐいぐいやってしまい、 取り出すことを失念した末、 翌日に凍結したそれを発見することが...
あれは一体何だったのか
日照時間が長くなった。 19時過ぎに仕事を終え、 職場から一歩外に出た時に、 まだ日が沈んでいなかったことに 僕は思わず驚嘆の声を漏らしていた。 夜に変わりゆく空は、 赤紫色から藍色にかけてのグラデーションを纏い、 まるでバイオレットフィズのように美しい。...
何かが起こりそうな予感
先日の地元の祭りでのライブ演奏はとても楽しかった。 大音量の音の洪水と 愉快な仲間たちに囲まれて飲む酒は、 いつの時代も格別に美味いものだ。 また、今回に限り、 外出時の飲酒量を上限3杯までとする 特別措置法が嫁から施行されていた。 当然ながら僕はビールを飲むことになる。...
人外の精神力で平静を装っていた
待ちに待ったボーナスが入ったので、 バカルディのラムリキュールと ジェイムソンのウイスキー、 キンミヤ焼酎を購入した。 勢い余って七夕の時期に卸される 若戎酒造の限定酒も馴染みの酒屋から入手。 その他諸々の散財を繰り返し、 僕の臨時収入は早くも底をつきかけている。...
基礎練習を「筋トレ」と呼んでいる
前回のライブから約2ヶ月が経過しつつある。 その間、僕はずっと引き籠っている。 引き籠っているというのはもちろん言葉のアヤで、 実際に世間と関係を断った訳ではない。 ライブから遠ざかっているという意味だ。 ところで、僕にとって音楽は楽しいことかと問われると、...
いつまでも動こうとしない蟹
昼食後、僕はサンアリーナのトイレにいた。 便座に腰掛け、ふと足元に目をやると、 そこには全長3cm程度の蟹が存在しており、 ひっそりとこちらの様子を窺っていた。 「トイレの一室に蟹」という異質な取り合わせに半ば困惑し、 眼前の映像を脳内で整理できずにいたところ、...
止まない雨はない
なんだか仕事が忙しい。 帰宅後、蓄積した様々な疲労から解放され、 いつの間にか寝落ちしているという日々が続き、 やりたいことに取り組めないストレスを抱えながら、 僕はひたすらに週末を待っていた。 ギターを手にすることもあまりなかったので、 僕の爪は伸びきっている。...
昨夜の充実感
二日酔いで目覚める朝は嫌いではない。 今日は何もしたくない無気力感と、 やり切った昨夜の充実感と、 湯を入れたまま放置されたカップ麺と、 僅かな会話の断片と、 誰のものか判らない名刺と、 原因不明の右足の痛みと、 ほとんど空になってしまった財布の中身と、...
僕たちの行く先を阻むものは何一つとしてなかった
ツバメの夫婦が自宅玄関の軒先に巣をこしらえ始めていた。 何だか縁起が良いなあと思って放置していたら、 いつの間にか合計4羽のツバメが軒先に陣取っている。 周囲を見渡せば、別の2羽がその付近の電線から この物件を狙っている様子を確認できた。 比較的日当たりの良い僕の家は、...
